転職が当たり前と言われる時代。
〜今の会社に不満はないけれど、もう何年も働いているし将来のことを考えると少しでもスキルを身につけたいし転職を考えるか〜
こんな経験はありませんか?
結論、この状態での転職はまじで危険です。
今日はそんななんとなく転職を考えている方へ向けて
転職活動における3つのポイントについて記事にしようと思います。
- 転職が当たり前の時代?
- 企業を選ぶポイント
- 理想の自分とのギャップを埋める
転職が当たり前の時代
色んなサイトで転職人口の推移は載っていますので割愛しますが
転職が当たり前の時代になっていることは事実です。
このような時代背景には主に2つの要因があると考えます。
- キャリア志向の活性化
- 国際化が進み、海外をモデルにした働き方を取り入れる企業がここ10年で大幅に増えました。アメリカは20年前から転職が当たり前の国です。優秀な人材はどんどん自身の考えを基にそれに合った企業へ転職をします。終身雇用が叫ばれる時代にも企業はより良い人材を求めたかったのが本音なのです。
- 個人の主張が肯定される時代
- 多様性なんて言葉がよく使われますが、個人の”これがしたい””あれがしたい”という思いを個々人が肯定する習慣がついたのです。
いまや”これがしたい””あれがしたい”という思いにフィットする企業へ転職をすることが当たり前になり、その思いを持った人=目的があって仕事をする人を企業が求める時代なのです。
企業を選ぶポイント
転職が当たり前の時代ではありますが、みんなが転職をして成功をしているかといったらそうではありません。
事実こんなデータがあります。
転職者全体の4人に1人が「転職に失敗」しているという事実。
転職は「成功」と感じている人が約74%いる一方で、「失敗」と感じている人が、全体の26%に登ることが判明しました。 4人に1人は転職したことに後悔しているということです。 まさか自分は大丈夫だろう、と思いがちなのが人間の性分。この事実は重く受け止めておきたいところです。
転職会議Report参照なんと転職者全体の4人に1人が転職したことを後悔!!転職に失敗してしまう理由とは?転職して満足している人と、そうでない人にはどのような違いがあるのでしょうか。この記事では転職会議で実施した転職に関する意識調査データをもとに、ミスマッチ転職の原因を解明していきます。
・周りが転職して成功しているから転職をしてみよう
・今の仕事に不満はないけれど、将来への不安から職場環境を変えてみたらどうだろう
上記のようなケースは失敗する可能性高いです。
なぜなら、”これがしたい””あれがしたい”という思いのもとではないからです。
言い換えると理想の自分とのギャップを埋められないままに転職をしてしまっているのです。
日頃から多くの方と面接をさせていただく機会が多いですが、転職をして成功している方は理想の自分
とのギャップを埋めるイメージが付いている方がほとんどです。
では、実際に理想の自分とのギャップを埋める方法について解説します。
理想の自分とのギャップを埋める
理想の自分とはなんだろう。
パッと答えられる方は少ないと思います。
ここからは僕なりのおすすめの見つけ方を紹介していきます。
1.今の仕事の好きな部分と嫌いな部分を認識する
・具体例:人話すのは好きだけど、事務仕事は嫌い。仕組みを作るのは好きだけど0から何かを生み出すのは向いていないと思う。
2.仕事をする上でなにが重要か優先順位をつける
・具体例:やりがいよりお金が大事。仕事内容より誰と仕事をするかが大事。
3.10年後どうなっていたいか
・具体例:家庭や家族を築きそのために働きたい。子供にとってかっこいいパパでありたい。生まれ育った街へ恩返しをしたい。
ここからは1.2.3をクロスしていきます。
1は一番あなたにとって身近なことです。2.3.は未来のことを想像しています。
ここで1番重要なのは1の部分になります。(3だと思われる方が多いと思います。)
元もない話に感じるかも知れませんが、あなたにとって1.を深く考えられる時点で仕事を主に考えてい
るということなのです。
ただ2.3.は理想の自分の未来です。これは必ず忘れないようにしてください。
1.の好きな部分にフォーカスし、好きなことがより多くできると感じる企業を選ぶのです。
業界にいるこそわかる部分ですが、1.を伝えると1番あなたの理想とエージェントとのギャップが生まれにくくなります。
(ぶっちゃけ転職エージェントや企業面接担当者も明日中に決めなくてはならない求人とかもあります。)
もし、あなたのリクエスト通りの求人が出てこない場合は担当を変えるリクエストをする。
または、エージェント会社を変えてみるのもいいと思います。
転職の本質は理想の自分を叶えるための手助けです。
プロだと思って任せきりにしては理想の自分は手に入れられません。
理想の自分に近づくための参考になれば幸いです。
より良いライフキャリアを。
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